鳥や虫の声を聞き、 おいしい水に生かされて手を動かしながら働く毎日が楽しいです。

20代の頃、東京やロンドンでの都会暮らしに疑問を感じて健康の大切さに目覚めた千田さん(岐阜県各務原市出身)は、やはり自然の環境や食を求めていた奥さま(愛知県出身)と結婚。田舎暮らしの場所を探すなか、たまたま紙漉きの仕事と出会い、自然相手の手仕事に魅せられて師匠のもとで修行。2年前、師匠の工房の後を継ぎました。現在は、一家6人のほか、一緒に仕事をする仲間2人も同じ屋根の下で共同生活をしています。

伊藤さん

伊藤さん「ここの水がおいしくて、初めて飲んだときびっくりしたんです。お酒が造れるくらいの水質だそうで、昔から名水を訪ね歩いていた自分としては大満足」「肌もつるつるになったんですよ」と、ご夫妻が絶賛する水は、仕事の美濃和紙づくりにも欠かせない存在です。
東京・ロンドン、アマゾンと、さまざまな土地を渡り歩いた千田さんが腰を落ち着けた美濃には、素晴らしい水と空気と心優しい人々と、喜びを感じられる手仕事がありました。
4人の子どもと、共同生活をする仲間たちとの暮らしは、静かな山里にあっても日々にぎやか。

伊藤さん

伊藤さん「夫を手伝って紙漉きの仕事をしているので、昼間は子どもを保育所に預けていますが、ここには待機児童問題なんて皆無。先生方やご近所の方が、みんなで子どもを見守ってくださって、本当にありがたいです」と奥さま。住まいは師匠から買った古民家で、周囲は昔からの紙漉きの伝統が息づく山里です。「受け入れてもらえるかという不安はありましたが、挨拶など、当たり前のことを当たり前にしていくことで、自然に近所の方々との関係が築けた気がします。
導いてくださった師匠の存在や、子どもが縁をつないでくれたことも大きかったですね」。すっかり地元に溶け込んだ千田家は、美濃和紙の伝統と元気な子どもたちを育みながら、笑顔の暮らしを楽しんでいます。

伊藤さん

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